グーラシュ(グヤーシュ)の作り方。

ウィーンでもしばしば食べられるグーラシュの作り方を、要望が多いので掲載。元はハンガリーの料理で、ハンガリーで本場のモノを食べるとかなり辛いことがあります(パプリカ由来の辛さ)。ウィーンではビーフシチューに近いものが出されることが多いかな。カフェの軽食メニューとしても定番です。

以下のレシピは自分風ですが、もとは「German Cooking Today (Dr. Oetker Verlag KG)」というレシピ本に乗っていたレシピで、これを何回か試しながらアレンジしたものです。

材料(4人分):牛肉または豚肉(シチュー・カレー用)500g. 玉葱 600?700g. トマトピューレ大さじ 4. バターまたはマーガリン50g(オリーブオイルでも可). パプリカ(粉末) 大さじ3?4. 赤ワイン 150ml. 塩適量、胡椒適量、水適量。

作り方:

1. 玉葱を5?7mm厚の輪切りにする。肉は2?3cm角(カレーの要領でOK)に切る。

2. 強火?中火でバター25g程度で肉を炒める。表面に焼き色がついたら、残りのバターを溶かし、玉葱を加えて軽く炒める。

3. トマトピューレを加え、さらに塩(小さじ2くらい)、胡椒小さじ(3くらい)、パプリカ粉末を入れて、かき混ぜるように炒める。

4. 玉葱がしんなりしたら、赤ワイン150mlを入れ、さらに肉+玉葱がおおむねかぶる程度に水を加え(100?150mlのはず)、煮だたせる。

5. 弱火?極弱火で1時間15分?1時間半程度煮込む。焦げ付かないように時々かき混ぜる。水分が蒸発しすぎているようなら、適宜加えること。

6. 塩、胡椒、パプリカで味を調整してできあがり。お好みでタバスコを加えて辛くしてください(私は入れません)。

以上です。時間はかかるけど、作り方は簡単。写真は後日掲載します。付け合わせには、シュペッツェレ(南ドイツ風のヌードル、特に細長いシュヴェービッシェ・シュペッツェレがオススメ)、ジャガイモ料理(ベイクドポテト、焼きポテト(Bratkartoffeln)など)がオススメです。ご飯でも美味しいかも。

アレンジ:煮込み終わる10分程度前にマッシュルームを入れてもOK。

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