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ウィーンからプラハへ鉄道で格安旅行する方法

ウィーンからプラハまで「普通の」国際鉄道切符を買うと、片道41,40ユーロ。RailPlus/VorteilsCARDの割引などを使っても、片道で32,80ユーロ. あまり安いとはいえない。これは TCV Tariff という国際運賃が適用になる上に、オーストリアとチェコの間には二国間相互の割引制度がないので、割高だ。なおこれはチェコ国鉄の運賃計算サイトを使って算出した。(From Praha to Wien Meidling, VIA <1154>(havbrod/c.treb)*brno*BRECLAV(GR)<1181>w-florid*****.)

Student Agency などの格安バスを使ってもいいが、所要時間が少し長い上に、バスは鉄道ほど快適ではない。SparSchieneなどの「座席数限定・列車指定・変更及び払戻は不可」という切符を買う手もあるが、それでも29ユーロ程度はするし、乗りたい列車のものが手に入るとも限らない上、事前に駅に出向いて購入しないといけないので面倒だ(チェコ国内発はオンラインでも買える)。

しかし、(キセルをせずに合法的に)格安で旅行する方法がある。チェコ国内の鉄道乗車券は信じられないほど安い。これをうまく使うのだ。地図と時刻表をよく見てもらえばわかるが、ウィーンからプラハへのルートのうち8割くらいの区間はチェコ国内になる。だから、単純に「オーストリア国内」と「チェコ国内」の国内切符を分けて買えば、チェコ国内区間分は割安な国内運賃が適用になる、というわけだ。

ウィーンからブルノを経てプラハへ至る幹線鉄道の国境駅は「Břeclav」という。Břeclav国境 Breclav (GR) からプラハ本駅 Praha hl.n. までは、何の割引もされていない正規運賃で408コルナつまり約16,50ユーロだ。ウィーンからBreclav (GR) までは、ウィーンのどの駅を起点にするかでかわるが、割引なしでも10~15ユーロだ。ウィーン市内の切符(MonatskarteやJahreskarteなど)を持っていれば、市内最後の駅(Stadtgrenze)つまり当該路線では Wien Süssenbrunn から買えばよく、確か9ユーロ代だったはずだ。そうすると、割引なしでも片道でウィーンからプラハまで合計30ユーロで十分おつりが来ることになる。VORTEILSCardを持っているなら、オーストリア国内分は半額だから、合計すると片道20ユーロ強程度になる計算だ。これなら、好きな時間列車に乗れて、かつ SparSchiene と同額程度かそれ以下でプラハまで行けることになる。

問題はチケット購入方法だ。Wien Süssenbrunn – Breclav GR (Breclav Grenze) の切符はÖBBの自動券売機で買えるから問題ない。出発当日にでも、帰りの分もまとめて買ってしまえばいい。

チェコ国内が問題だ。原始的な方法は、Breclav でいったん途中下車する方法だ。これも悪くはない。しかしできれば直通で座ったままいたいし、楽をしたい。実は、最近の東欧各国の例に漏れず、チェコ国鉄ウェブサイトでは eShop といって国内の普通鉄道乗車券が全てオンラインで買える。英語のインターフェースも用意されているので、チェコ語がわからなくても問題ない。ユーザー登録を済ませた上で、オンラインでチケットを購入して(クレジットカードで決済)、自分のプリンターで印刷して購入時に番号を登録した身分証(パスポートなど)と一緒に列車に乗る方式だ(駅に改札はない)。ただしオンラインで普通乗車券購入する場合、事前に列車を指定する必要があり、指定した以外の列車では切符が無効になる、という欠点がある。だが、もともとウィーンからプラハへ直通する列車は2時間に1本しかなく、事前に(遅くとも前日には)どの列車に乗るか判っていることがほとんどだろう。であるから、実質的には問題がないだろう。これなら、オーストリア側とチェコ側の切符を持っていれば、列車に座ったまま国境を通過するだけでよい。

ここまで書いたのは、曜日に関係なくいつでも使える方法だ。しかし、土日限定、かつ旅行人数が偶数だと、もっと割安な方法がある。

チェコには、土日有効な「SONE+」というチケットがある。600コルナ(約25ユーロ)で、チェコ国内の全ての列車が丸一日乗り放題というチケットだ。しかも、大人2名、15歳未満の子供3名(合計5名)までが1枚の切符で乗れる。しかも、このチケットも上述のチェコ国鉄ウェブサイトでオンラインで購入可能である。25ユーロといえば、上述の Breclav (GR) – Praha hl.n. の大人2名分(33ユーロだが、チェコでは2名分まとめて切符を買うと少し割り引かれるので、32ユーロ程度だろう)よりも安い。

ということは、ÖBBの自動券売機で買う Wien Süssenbrunn – Breclav GR (Breclav Grenze) の切符と、SONE+を組み合わせれば、一人あたり片道23ユーロ程度でプラハまで行けることになる。VORTEILSCardを持っている人は、合計で片道18ユーロ程度になる。これはかなり安い。むろん、切れ目なく全区間の切符を所持しているから、無賃乗車にはならない。SparSchieneと違って列車指定もないし、チェコ国内は乗り放題だから途中下車や、「気が変って寄り道」などもアリだ。自由度がものすごく高い。

むろんこの方法、特にSONE+と組み合わせる方法は、プラハ以外の行き先にも応用可能だ。格安に済ませたいなら、Breclav を通るように経路を考えればよいだけだし、Gmünd NÖ などを通る場合でも悪くないだろう。なお SONE+ には各地域ごとに200コルナ程度で設定されているものもあるし、オンラインでは買えないがプラハの市内交通とセットになっている「SONE+ MHD Praha」というものもある。(一覧はここにある。)

なお、オーストリアにもチェコにも急行料金などはないし、座席指定も必須ではないので、上記の切符で EuroCity などの急行列車に乗って問題ない。

蛇足だが、チェコ国鉄のウェブサイトでは「プラハ発ウィーン行き」「プラハ発ベルリン行き」など、チェコ国内発の主要な国際切符を買うことができる。プラハ発ウィーン行きは、3日前までに購入すれば19ユーロ程度で列車指定(おそらく変更・払戻不可)の切符が買えるようだ。ウィーン発に使えないのは難点だが、帰りの切符として使うのには悪くはないだろう。

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