先週から、ヨーロッパの空が混乱している。原因は3つ。
- このところの寒波と大雪。ロンドンの主要な空港であるガトウィック空港が閉鎖されたり、パリの空港が通常の運用ができなくなるなどが発生。遅れや運休の原因となっている。比較的落ち着いてきているとはいえ、空港の滑走路が最大のキャパシティーを使えなかったり、Deicing (離陸前に行う羽根の上などの雪を溶かす作業)の関係で、遅れが出やすいはず。
- スペインでの管制官のストライキ(4日から)。スペインを発着、あるいは上空を通過するフライトが大混乱。5日には正常に戻っているとのこと。
- フィンランド航空とBlue 1(航空会社)の客室乗務員が加盟する組合のストライキ(11月30日から)。日本を発着する便にも影響が出ている。思いの外長引いていて、5日時点でも決着の目処が立って居らず、1週間以上混乱したままの様子(詳細)。もはやいつまで続くのか不明。7日朝までに決着しないと、フィンランドでは火曜日から他の交通機関でもストライキに入るモノが出てくる模様. なお、Blue 1のストライキは妥結して終わっている。(英文の現地ニュース)
ということで、今週旅行する人は、タイヘンだ。日本ではあまりニュースになっていないので、ご注意、というところかな。
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