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マクドナルドのウィーン弁なローカル広告

ウィーンでは時々「ウィーン弁」での広告を見かける。去年はビール(Ottakringer)のが多かった。最近は、マクドナルドが市内のあちこちに出していた。いくつかバージョンがあったが、写真はその1つ。

一瞬「何語だろう」と思う広告。

ちなみに、私は「他に開いているお店がない」という状況で消去法的に選ぶ以外、マクドナルドにはまずいかない。

雪が降る、雪が解ける、雪が落ちる

東京がそうであるらしいように、ことしはウィーンでも雪が多いようだ。確かに、昨年や一昨年より雪の日が多い気がする。積もる量も多い。12月にはマイナス15度まで下がった日もあった。(その日は土曜日で、友人らとクリスマスマーケットに行こうと思ったが、さすがに諦めた。)最近は気温は穏やかで、最低気温はマイナス、日中数時間だけプラスの気温になる、という日が多い。

さて、雪そのものを見ているのは楽しいのだが、問題は降った後に少しだけ暖かくなった時である。まず厄介なのは、大量の融雪剤。これで雪が解けて黒くなって見栄えが悪いし、靴にも融雪剤が付着してしまい白くなる。

それ以上に危険なのは、解けた雪が屋根から落っこちてくることだ。ウィーンで特に危ないと感じるのは、雪がプラスの気温の日に一度溶けかかったものの、屋根の上に溜まったままになっていて、それが夜になって凍り付き、次の日(あるいは翌々日以降)に気温が再度プラスになった時に、氷ごと一気に落ちてきてしまう、というケースだ。この間も、目の前1メートルくらいのところに、30cm×15cm×10cmくらいの大きな氷雪の固まりが落ちてきた。5?7階建ての建物の屋根から落ちてくるから、それなりのスピードになっているし、重たいので破壊力がある。頭を直撃したら即死するのではないかと思うほどだ。

また、山間部で危険なのは屋根からのなだれ。1m以上屋根に積もった雪が、少し暖かい日になると「どさ」っと落ちてくるのだ。この間、1m×1.2m×70cmくらいの雪の固まりが、自分の10m先くらいで屋根から落っこちてきた時はびっくりした。直撃されたら、首の骨くらいは折りそうだ。

雪そのものは見ていて楽しい。郊外に行けばきれいな雪景色が見られるし、ウサギが雪野原を駈けているのを見たりするとほのぼのする。だが、街中の雪だけは、どす黒くなってしまったり、暖かい日に上の方に注意を払っていないといけないという点、厄介だ。

英語とドイツ語と日本語のはざま

最近、英語で公式な文章を書いている。英語は苦ではないが、やはり英語は母国語でないから、書くにはそれなりに苦労する。特に公式な文章となればなおさらだ。私の英語の表現が必ずしも的確でないことがあるから、基本的にはネイティブのチェックを受けることになる。私は基本的に英語教師(あるいは英語教師経験者、英語を母国語として他の言語を教えている人)に依頼しているので、こういったケースは「ふむふむ」と学ぶことが多い。

さて、問題はドイツ語を母語とする人が文章をチェックする場合である。研究室という場所で作業をしているから、このような共同作業的な側面が必ず生じる。この場合が、実にややこしい。

ひとまず、ドイツ語を母語とする人が私の英語をチェックする。そうすると、当たり前だが、ある程度修正を食らうことになる。そうすると、大幅に修正を食らうことになる。それには幾通りかあって、(1)私の単語のチョイスが不的確な場合や、単語や文章が日本語に引っ張られている場合、あるいはよりよい単語が見つかる場合、(2)私の(theなど冠詞を忘れている場合といった場合も含めた)文法的な面のミス、(3)修正する側がドイツ語に引っ張られて、正しい表現を誤った表現に修正するケース、(4)書く人のテイストにより異なるものを「自分テイスト」に修正されるケース、がほとんどである。(1)と(2)は私のミスであり修正されるべきものだ。また、(1)からは学び取ることが多い。問題は(3)と(4)のケースである。

(3)の代表的な例は「データ」だろう。ドイツ語ではDatenとなる。Datenはいろいろな意味になり得るが、Datumの複数形でもある。それにつられるのであろう、Dataと書くと、いつもDatasと複数形に修正される。しかしDataは基本的に不可算名詞扱いで使うから、Dataで良いはずだ。英語では「Datum」という形式もあるらしいが、普通は使わない。

(4)の例は、たとえば「仮説」という単語に対してSupportを使うかVerifyを使うか、あるいはUnfriendlyという単語を使うかAdverseという単語を使うかという類のケースだ。どちらでもいいと言えばどちらでもいいのだが、前者はモノの考え方(ある種の科学哲学)を反映しているし、後者はわかりやすさという点ではUnfriendlyだしエレガントさという点ではAdverseである。自分の書いた文章を、ここら辺のレベルまで直されてしまうと、なんだか自分の書いた文章が自分の書いた文章ではない気がしてくる。が、修正する側にも一理ある。とはいえ、このケースは、ある種の「文体」の域の問題であることが多い。

さらに、これらのややこしさを加速させるのは、現在書いている文章たちが、英語を読み書きできるが、必ずしも母語としてはいない専門家に読んでもらうものである、という点である。そのために、私はなるべくシンプルな英語で書くように努めているし、入り組んだ表現などは避けるようにしている。だが、正確さを失わずにシンプルに書くための配慮をした部分を修正されてしまうことがある。

こうなってくると、自分の文章能力がないのか、英語の文章の書き方のセンスが悪いのか、そもそも英語で文章を書くこと自体がへたくそなのか、単にセンスやテイスト(文体)の問題に振り回されているのか、だんだん分からなくなってきて頭が疲れてしまう。しかも、本質的な「内容」の部分ではないから、なおさらだ。

前にも書いたように、ドイツ語というのはある種の「かちっとした」書き方の様式があって、それに則(のっと)って書いていれば文章になる。一方、英語の文章というのは実にバラエティーが広い。そんなことも考え始めると、修正されてしまう文章だって、本当は自分の文体として許容される範囲なのじゃないかと思ったりもする。まあ、とはいえ日記を書いているわけではないから、読み手に伝わらない文章を書いても無意味なので、たいていは修正を受け入れるわけだが、どうにも腑に落ちなかったりするのである。

もうしばらくはこの狭間で悶々としている気がする。さて、いつになったら抜け出せるのだろうか?

ロリン・マゼールとヴァレリー・ゲルギエフ

ロリン・マゼールが自作「Farewell」とブルックナーの交響曲3番を演奏していた。Farewellの方は、熱帯のジャングルの中にでもいるような音の音楽の印象。どこかストラヴィンスキーっぽさを感じたのは私だけではなかったようだ。30分ほどの曲だが、この長さが限界の感じ。ブルックナー3番はよくまとまっていた。第3、4楽章が特によし。マゼールの指揮台の上での元気さは、とても80歳とは思えない。

ゲルギエフは、ロンドン交響楽団をひっさげ、ブラームスのバイオリン協奏曲。ソリストはレオニダス・カヴァコス。最初のうち(特に第1楽章)はなんだかふわふわしていた感じがしたが(特にオーケストラ)、後半はブラームスの曲らしいどっしりした感じになっていった。これは偶然なのか、計算された聴かせる技なのだろうか。後半はストラヴィンスキーのペトルーシュカ。自分が持っているラトルの録音に凄く似ているような・・・(まあそりゃそうなるか)。アンコールの曲が、昔から知っている曲なのに、誰の何なのか思い出せない。

最近、クラシック音楽から少し離れていた気がする。もう少しチャンスを生かしてみよう。来週はバレンボイム(ピアノ。指揮じゃないよ。)、再来週はランラン。来月には Deutsches Symphonie-Orchester Berlinがやってきて、ベートーベンのバイオリン協奏曲をレオニダス・カヴァコスとやるので、行ってみようかしらん。

ゲルギエフとロンドン交響楽団。楽友協会にて。

ウィーンとワイン、WienとWein

ウィーン周辺には「ホイリゲ」(Heurige)と呼ばれるワイナリーが直営している居酒屋が多い。もともとは16世紀にウィーン市がオスマントルコに包囲されていた時代に市民が近隣の農家にワインを直接買いに行ったのが始まりらしいのだが、現在では市街地はずれのワイン畑に面したあたりに集まっている。

代表的な場所は19区のグリンツィング(Grinzing)だが、ここはちょっとツーリスティック(観光客向け)だ(路面電車38番の終点周辺)。あまり観光客が押し寄せないところとしては、同じ19区のノイシュティフト・アム・ヴァルデ(Neustift am Walde)からSalmansdorfにかかて(市バス35Aの終点付近)、21区のシュタマースドルフ(Stammersdorf)から市外に出たビーサムベルク(Bisamberg)あたりまで、そして23区のマウアー(Mauer)のあたりが代表的だ。個人的には、Bisambergが好みだが、行くのが少々大変なのが難点だ。(ここにあるTerassenheuriger Martin Trimmelはオススメ。ただし旅行者向きではない。外のテラスが夏は見晴らしが良く、冬は室内の暖炉の香りがよい。ドイツ語しか通じない。)

上記の「Terassenheuriger Martin Trimmel」の入り口。

ホイリゲとは正式名称ではなく、正式には「ブッシェンシュランク(Buschenschrank)」という。「Heuriger」と名乗る所も多いが、伝統的な所は「Buschenschrank」と名乗るところも多い。Buschenschrankには独自の法律が適用され、本格的な食事を出すことはできないため、軽食しか出さないところが基本的だが、レストラン免許を取得して本格的な食事を出すところも多い。ワインはもちろん自家製が基本だ。家族経営が多いが、企業化されたホイリゲもある。

ウィーン以外にも、南に30kmほど行ったバーデン(Baden)周辺、南東に50km程離れたノイジートラー湖周辺、北西に50km程はなれたヴァッハウ渓谷、ウィーン空港から程近いBad Deutsch Altenburg周辺、北東の「ヴァインフィアテル(ワイン・クオーター)」(Weinviertel)と呼ばれる地域にはホイリゲが多い。ヴァインフィアテルにはWeinvierteller Kellergassenというものまであって、夏ならサイクリングをしながらワイナリー巡りができる。

ところで、ウィーンはドイツ語のスペルで「Wien」だ(発音は「ヴィーン」)。ワインは「Wein」だ(発音は「ヴァイン」)。「i」と「e」を入れ替えるだけだ。だから、Wienと打とうとしてWeinと打つタイプミスを私はよくやってしまう(Weinに住んでいるなんて、なんだか酒を浴びそうで怖い。)。しかし、私だけではないらしい。とある中華系スーパーのホームページの住所には、堂々と「Wein」と書いてあった。

住所に着目。WienではなくWeinになっている。

ウィーン市内からブラティスラバ空港への行き方

ブラティスラバ空港には、ウィーンの「格安の拠点」として、ライアンエアーなどが乗り入れている。ライアンエアーは近年どんどん路線を拡張していて、イタリアのプーリア地方のバリや、シチリア島のトラパーニなどに路線を開設するそうだ。利用する価値がありそうだ。

そこで問題になるのは、どうやってブラティスラバ空港まで行くかである。距離にしたら50km強だが、なんせ、ブラティスラバは隣国スロバキアの首都である。言葉すら、ドイツ語からスロバキア語に変わる。

1つ目の方法は、直通バスを使うこと。ウィーンのSüdtirolerplatzから直通のバスが出ている。時刻表はPostbusのページからダウンロードできる。(Fahrplan DownloadをクリックするとPDFが開く。)ただし、この方法の難点は、バスが満席だと乗れないことである。事前に予約することなどが必要だろう。私は1度満席で乗れなかったことがある。なお、このバスは、ウィーン空港、ハインブルク、ブラティスラバ中心部にも停車する。

2つ目の方法は、鉄道と市バスを組み合わせる方法だ。ウィーン南駅(Wien Südbahnhof)から、Wien Simmeringを経由して、ブラティスラバ中央駅(Bratislava hl.st.)まで行く列車が1時間に1本程度運行されている。所要時間は50分?1時間。時刻は、オーストリア鉄道の時刻検索ページで調べられる。片道8ユーロ強だ。ブラティスラバ中央駅についたら、駅前から61番の空港(スロバキア語で”Letisko”)行きバスに乗る。所要時間は25分程度だ。バスは20分おき(05分、25分、45分)にあって、時刻表は市バスのページで調べられる(左上で英語に切り替えられる)。チケットは、キオスクで70セントで購入して、乗ったらヴァリデート(刻印)する。61番の乗り場は、駅目の前のバスプールの中にある。私はたいていこれを使う。

このどちらかが便利な方法だ。他にも、ライアンエアーなどと提携してWien Erdbergから出るバスもある。