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自転車と選挙ポスター

春になって暖かくなってきたので、自転車で研究所に向かうことにしている。地下鉄の場合と通る経路が若干異なることになるのだが、興味深いことを発見した。

オーストリアでは25日に大統領選挙がある。オーストリアの大統領は、首相と比べて政治的な役割は小さく、外交などと儀礼的な場面での仕事が多い、ある意味で名誉職のようなものだ。立候補しているのは、現職のハインツ・フィッシャー氏(社会民主党、中道左派政党)と、バルバラ・ローゼンクランツ氏(自由党、極右政党)の2人のみだ。公示前からフィッシャー氏の優勢だったこともあり、中道右派の民族党は候補者を立ててないほどだ。調査でもフィッシャー氏が8割以上の圧倒的な支持を得ている(ソース1ソース2)。日本のメディアの内閣支持率はアテにならない気がするが、こちらのメディアの調査はアテにしてよさそうだ。

さて、面白いのは、そのポスターの掲示場所だ。市内中心部などはどちらの候補者も同じようにポスターを立てているが、私の住んでいるあたりとなるとちょっと事情が違うらしい。私が地下鉄で研究所へ向かうと、フィッシャー氏のポスターばかりを見ることになる。家から地下鉄の駅、地下鉄の駅から研究所の間ともにそうだ。自転車で研究所に向かってみると、ローゼンクランツ氏のポスターと、それに便乗して並んでいる党首シュトラッヒェ氏(ウィーン市長を狙っているとされる)のポスターばかりを見る。(地下鉄駅構内にはポスターはない。)枚数はフィッシャー氏の方が5?6枚、ローゼンクランツ氏の方も5?6枚だろう。(正確に数えていないが。)

地下鉄を使おうとすると、駅との行き来に徒歩の人が多い道を通ることになるが、そういう道には中道左派政党が多いわけだ。自転車を使うと、自動車が多い道を通ることになるが、そういう道には極右政党のポスターが多いわけだ。とすると、それぞれの政党の候補者が、どういう交通手段を利用する層をターゲットにしているか、少しだけ分かるような気がしないでもない。

ちなみに、極右政党はウィーンの人口の1/4近いという外国人には当然ながら不評で、ローゼンクランツ氏のポスターにはしばしば落書きがされている。選挙としても、おおむね結果が予想できてしまうため、有権者の関心は割と低いようだ。

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