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「コンバージョンからできた地下鉄 ウィーン地下鉄の形成」

タイトルの通り「コンバージョンからできた地下鉄 – ウィーン地下鉄の形成」と題した記事を書きました。ウィーンの地下鉄がどのように形成されてきたのかを、ざっとまとめたものです。「鉄道ピクトリアル」の2011年3月号(2011年1月発売)の113ページに掲載されています。またカラーの写真も多数掲載していただきました(104ページ)。興味ある方は、中規模から大規模な書店なら置いてある雑誌ですので、ぜひご覧下さい。

エジプトで政権転覆が起るのかも

日本でも今日になって邦人旅行客が帰国できないなどの問題で多少ニュースになっているようだが、エジプトで現在進行中のことなんて多くの人にとって は「遠い世界の他人事」なのではないだろうかと思う。日本語ではいる情報は限られている。日本政府がエジプト航空に運行を求めたり、チャーター機の手配を 「検討」している間に、トルコ政府はエジプト国内にいる自国民を脱出させるためにチャーター機の派遣を決めて、米国も決定したというような情報が流れている。

カタールのテレビ局アルジャジーラの英語版ストリーミング放送は、関連情報を連続的に流し続けている。今これを書いている間にも、ムバラク大統領がどうやって権力を掌握したかや、ナセル時代から、中東戦争を含めたエジプトの戦後政治史をリビューする番組を流している。興味深いことを紹介しておく。アルジャジーラの記者は同国内で取材を制限されているようだが、記者がツイッターを使って情報を流し続けている。日本のメディアでは考えられないことだろう。むろん、このツイートは誰だってフォローできる。

記者のツイッターアカウントを紹介するアルジャジーラのストリーミング放送の画面キャプチャ

ま た、興味深いのは、筆者のドイツ語コースの同級生など、フェイスブックに Friend として入っているエジプト人は、反政府デモの案内を全員に転送しているようで、私の元にも毎日のように案内が届く(むろんカイロでのものだから案内が来て もどうしようもないが・・・)。

Mubarak Farewell Party と題した反政府デモの案内(英語)が私の友人から来る

今後どのような展開になるのかは現時点では予想のつけようがないが、状況によっては中東の政治が大きく変ることになると思われる。特にエジプトのムバラク政権が崩壊した場合、他国の親米政権が連鎖的に崩壊していくようなことになる可能性も大いに秘めているだろう。その場合、中東の地政学的状況は大いに変ることになるはずで、将来歴史の教科書に残ることとなるではないだろうか。

なお、筆者が感じることとして、日本のメディアが流す情報は、ムバラク政権寄りの情報が大いように思わ、同政権に批判的な情報が日本語で報道されることは少ないように思われる。

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ドイツで普通列車が脱線した件と、これを「特急列車」と伝えた日本の新聞

旧東ドイツのザクセン=アンハルト州で、普通列車と貨物列車が衝突して、普通列車の運転士を含む10人がなくなるという痛ましい事故が昨日あった。

路線は同州のマグテブルクからハルバーシュタットまでの区間で、普通列車はフランス Veolia Transport のドイツ現地法人である Veolia Verkehr による運行、貨物列車は民間のVPS社の運行で、石灰石を運搬していたとのことである(ソース1(Zeit)、ソース2(Focus)。現時点で原因は判っていない模様だ。

上記の Die Zeit の写真を見ると、2両連接構造のLINT41型気動車と思われる車両のうち1両目が、先頭部分から半分ほどまでがぺしゃんこにつぶれている。ちょうど、信楽高原鉄道事故を想起させるつぶれ方といってよいのではないだろうか。なお、このようなつぶれ方をして、火災に至らなかった点だけは、不幸中の幸いだろう。

ところで、この件を、AFP通信の配信記事として朝日新聞がホームページで報道していたが、なぜか普通列車が「特急列車」と替わっている。日本でソフトバンクとAFPが合弁で運営するAFPBBのサイトでは、「ローカル線の旅客列車」となっているから、AFPが間違っているのではなく、どうやら新聞社側で間違えてしまったようだ。運行会社が Harz-Erbe-Express GmbH という会社なので、 Express につられて「特急」とでも訳したのだろうか。なお、ドイツでは、日本の「特急」に相当するものは InterCity と呼ぶ。それより1ランク上の新幹線相当の列車を InterCityExpress と呼ぶ。Harz-Erbe-Express というように、2地点の地名にExpressを組み合わせた命名はしばしば行われており、基本的に日本の普通列車と快速列車に相当するものだ。

「特急列車」と報じている日本の新聞のオンライン版のキャプチャ

チェコを格安に列車で旅する切符の買い方

ツイッターはどうにも手を出す気になれないが、船曳建夫のツイッターが面白くてびっくりした(funabikitakeo)。

さて、本題。チェコを、あまりお金をかけず格安に、列車で旅行するにはどうしたらよいか。ユーレイルパスなどが使えないので、頭をひねることになる人も多いのではなかろうかと思う。以下、チェコで「使える」切符をざっとまとめる。最近まであまり注意深く見ていなかったのだが、よくよく調べてみると、いろいろ割安なオファーが出ているではないか。

先に、チェコ国鉄のホームページではオンラインで乗車券を購入できることを述べておかねばならないだろう。アカウントを作成する必要があるが、メールアドレスさえあればOK。オンライン購入の決済はクレジットカードで可能。切符を購入する際には会員カード InKarta か、その他のIDの番号を入力する必要があるが、パスポート番号(アルファベットを除いた部分)を記入すればOKだ。EU各国が発行する身分証の番号でも可。ほぼ全ての切符が購入可能。

さて、以下格安に旅行するための切符の情報。情報は2011年1月現在。

1. 普通乗車券も十分安い。オーストリアやスロバキアとの国境から最初の駅 Breclav から プラハまで、国全体の2/3を走り切る片道普通乗車券は 15 ユーロ程度だ。なお、オンラインで購入した場合は、購入時に選択した列車にしか乗車できない。またオンラインで購入すると3%程度割引になる。

2. “Group Ticket” というミニ団体割引乗車券は、2人から発行できる。2人以上で旅行する場合は、まとめて切符を買った方がお得。これもオンラインで購入可能。

3. SONE+ Network Ticket というものがある。土日祝日(むろん祝日はチェコの祝日)の1日、大人2名+14歳以下のこども3名まで、チェコ国内の全ての列車に丸一日乗り放題で、550コルナだ。チェコ国内の窓口でも買えるが、オンラインで買うと534コルナとなる(534コルナ=22ユーロ、2011.01.22 現在)。大人二人だけでも十分元が取れる。なお家族である必要はないので、友人同士2人などでも使用可能。

4. 上記の拡張版で、 SONE+DB, SONE+Polandがある。前者はドイツと、後者はポーランドとの共同の切符。ドイツ版は、チェコ国内プラスこのPDFに図示された範囲で有効(図中のNěmeckoってのがドイツのこと)。ドレスデンなどに行ける。細かい情報はこちらをGoogle Translateなどで翻訳して確認を。ポーランド版の有効範囲は、こちらのPDFで確認を。Wroclaw, Katowice あたりまで行ける。さらなる詳細はこちらを翻訳して確認を。値段はどちらも650コルナ。これらはオンラインでは購入不可。

5. 似たようなもので、 SONE+ の地域版というのが各県ごとに設定されている。250コルナ程度。ドイツと接する地域では、100コルナ増しでドイツ側がセットになったモノが出ている。チェコ国内用はオンライン購入可。

6. 国際チケットとして、 SporoTiket というのが出ている。ウィーン、ベルリン、ワルシャワなどに設定されている。オンラインでも購入可能。プラハ?ウィーンが19ユーロから設定されている。乗車する3日前までに買う必要がある。(例:木曜日乗車分は月曜日まで発売。)発売枚数が限定されているのかどうか etc は不明。3日前駆け込みでも普通に買える模様。チェコ発の片道または往復のみ購入することができて、外国発片道の購入はできないので注意。また、基本的にプラハ、ブルノ、オストラヴァ発でしか購入できない。

7. ČD Net network といって、1日(600コルナ=約25ユーロ)または1週間(1250コルナ=約52ユーロ)でチェコ国内全列車乗り放題のパスが買える。使い勝手がいいかどうかは「?」だ。チェコ国内に住んでいて長距離通勤が必要な場合などは1週間パスは重宝するかもしれないけどネ。

なお上記に書いたものは、全て SuperCIty Pendolino に乗る場合は200コルナの座席指定料金兼特別料金が必要だ。

この中でも特に割安なのは 3番の SONE+チケットだろう。ウィーンを拠点にチェコに行く場合は、国境である Břeclav Grenze (Nordbahn, […]

地理と旅行

ご存じの方も多いと思うが、私は出かけるのが大好きだ。家にじっとしているのはきわめて苦手なタイプらしい。しかし、出かけるのが大好きな原因をたどっていくと、ひとえに「地理」にたどり着くように思われる。「地理」が頭にインプットされていれば、そこに行ってみたいと思えてくるのは、おそらく自然なことだろう。なお、そこにたどり着くための手段は、私が専門とするのが交通であることだけ述べておけば、あとは説明の必要がないだろう。

さて、おそらく、最初に手にした、体系的に地理の情報がまとまった本は、『データブック 世界各国地理 (岩波ジュニア新書)』だろう。文字通り、世界各国のいろいろなデータと、国の概況が簡潔な文章で示されたデータブックだ。これを手にしたのは小学校高学年の頃だったか、中学校の頃だったか・・・・とかく、父親が買ってくれたことだけは憶えている。

あるいは、明らかに父親の影響ではあるけど、紀行作家である宮脇俊三の著作は、ほとんど全部読んだのではなかろうかと思う。代表的な海外ものの著作としては、『シベリア鉄道9400キロ (角川文庫 (6230))』や、『中国火車旅行 (角川文庫)』が挙げられるだろう。このあたりも、地理が頭の中にインプットされていく課程であったように思う。余談だけど、内田百聞はあまり好きじゃない。

このほかにもあれこれ読んだ。ぱっと思い出してみると、『極北シベリア (岩波新書)』(福田 正己著)は、大変に面白かった。あるいは、コリン・サブロンの『シベリアの旅』あたりが、この地域への興味を強くしてくれた。残念なことに、シベリアはまだ行ったことがない地域だ。おっと、忘れては行けないのは、ノーベル賞物理学者リチャード・ファインマンが悪戦苦闘したストーリーをまとめた、ラルフ・レイトンによる『Tuva or Bust!: Richard Feynman’s Last Journey』(日本語訳は『ファインマンさん最後の冒険 (岩波現代文庫)』として出ている)、あるいはメンヒェン=ヘルフェンによる『トゥバ紀行 (岩波文庫)』だって忘れちゃいけない。これらを読んで以来というもの、トゥバに興味があって仕方ない。むろん、まだ訪れることは実現していない。

地域が変われば、ブルース・チャトウィンの名著『パタゴニア』や、もう40年以上前の探検調査記である高木正孝『パタゴニア探検記 (1968年) (岩波新書)』あたりだろう。あるいは、ナショナル・ジオグラフィックから出ていた、『世界で最も乾いた土地―北部チリ、作家が辿る砂漠の記憶 (ナショナルジオグラフィック・ディレクションズ)』(アリエル・ドーフマン)などだろう。実際に旅行した前後にこういった本を読んだせいだろうか、南アメリカへの興味はかなりそそられて、今でも継続していると言ってもよい。それに、この手の旅行記というのが、地理のインプットにいろいろと刺激をしてくれたことは間違いないだろう。

余談だが、ブルース・チャトウィンの『パタゴニア』に、トレヴェリンという町が出てくる。ウェールズからの移民が植民したところだ。ここの野外博物館を訪れた時のこと、スペイン語しか喋らないおばあちゃんが、自分のおじいちゃんが入植した時代の話しをなんとか頑張って説明しようとしてくれていた。チャトウィンの本には、勇ましい馬であったマラカラにのって入植した男の「孫娘」が出てきた。なるほど、私に説明してくれたおばあちゃんと、チャトウィンの本に出てくる孫娘は、よく考えれば同一人物ではないか!

また、「ナショナル ジオグラフィック ディレクションズ」のシリーズには、秀逸な旅行記が多いと言える。早川書房から翻訳が出ていたが、最近は新しいのが出ていないようで、残念だ。

ウィーンに来てからといえば、ハプスブルク関連の書籍をたくさん読んだように思う。『ハプスブルク帝国を旅する (講談社現代新書)』(加賀美 雅弘)は19世紀末の鉄道旅行の体裁を取っていた。気取らず面白かったのは、もう既に絶版になってしまったようで残念だが、『ハプスブルクの旗のもとに (気球の本)』(池内紀)だろう。こういうのを読んでからウィーン拠点に中欧各地に出かけるだけで、見えてくる世界がぐっと広くなる、といってもいい。

テレビでは、たぶんTBSで長らく放送されていた「世界遺産」だろう。今は時間帯も変ってしまい、コンセプトも変ってしまったので、少々残念であるが、以前のものもDVDなどで手に入る。秘境のようなところを思いっきり空撮したりする、この番組は、他ではなかなか真似できないものだったように思う。

最近買ったものといえば、オーストリアの Freytag und Berndt 社から出ている世界地図だろう。欧州が中心になっているもの。部屋の壁に貼っているが、これを眺めていると、日本を中心に置いて右側半分の大半が太平洋である地図って、どこか無理をしているような気がしないでもない(別にユーロセントリズムではないが)。というか、日本列島はまさに「極東」 Far East だ。

Freytag の地図

旅行ガイドでは、断然「ロンリー・プラネット」を持って行く。時々ヘンテコなことが書いてあったりもするが、情報量と信頼性という点では今のところこれにかなうモノはなさそうだ。BBC International が2007年に株式の3/4を取得して依頼、カラーページがちまたの旅行ガイドっぽいものになってしまったのが残念だが、肝心の掲載されている情報に関しては変わりがない。英文であるのと、体裁に少し慣れる必要があるのが難点といえば難点だ。そう、そして最も重要なのは、地理に関する情報がしっかりと記載されていることだ。日本によくあるビジュアルさ全開のガイドではそうはいかないだろう。

なお、ヨーロッパの鉄道旅行に欠かせないのは、トーマスクック社の時刻表だ。ドイツ鉄道のように広範なオンライン時刻表を提供しているものもあるが、やはり紙の上でプランニングする楽しみにはかなわない。この時刻表について話しながら「距離と時間で2次元で表現されている」と表現していたのは、大学の私の指導教員の教授。この時刻表だって、交通の情報ではあるが、同時に地理情報の固まりとも言える。

とまれ、こういうのが重なったせいだと思うのだが、地理に関連する種々の情報が自然と集まってきて、それが出かける契機となり、出かけることで更に地理に関連する種々の情報が集まってきてインプットされていく。こういう好循環が、自分では起きているのではないかと、近頃は考えている。

最近、この手の話しをする機会がたくさんあった。せっかくだから、少しまとめてここに記しておこうかと思った次第だ。

[…]

ヨーロッパの空の混乱

先週から、ヨーロッパの空が混乱している。原因は3つ。

このところの寒波と大雪。ロンドンの主要な空港であるガトウィック空港が閉鎖されたり、パリの空港が通常の運用ができなくなるなどが発生。遅れや運休の原因となっている。比較的落ち着いてきているとはいえ、空港の滑走路が最大のキャパシティーを使えなかったり、Deicing (離陸前に行う羽根の上などの雪を溶かす作業)の関係で、遅れが出やすいはず。 スペインでの管制官のストライキ(4日から)。スペインを発着、あるいは上空を通過するフライトが大混乱。5日には正常に戻っているとのこと。 フィンランド航空とBlue 1(航空会社)の客室乗務員が加盟する組合のストライキ(11月30日から)。日本を発着する便にも影響が出ている。思いの外長引いていて、5日時点でも決着の目処が立って居らず、1週間以上混乱したままの様子(詳細)。もはやいつまで続くのか不明。7日朝までに決着しないと、フィンランドでは火曜日から他の交通機関でもストライキに入るモノが出てくる模様. なお、Blue 1のストライキは妥結して終わっている。(英文の現地ニュース)

ということで、今週旅行する人は、タイヘンだ。日本ではあまりニュースになっていないので、ご注意、というところかな。

ウィキリークスと海老蔵のニュース

話題持ちきり(?)のウィキリークスに関する日本のニュースソースを眺めていても、 ウィキリークス資金源失う? 寄付集め口座打ち切り報道 とか、ウィキリークスに強まる包囲網・・・でも米捜査は足踏み とか(これはどちらも朝日新聞オンライン版のタイトル)、あるいはアサンジ氏の口座調査=居住地不正記載か?スイス郵政公社 (時事通信) の類がほとんどで、どの大手のメディアも海老蔵を追っかけるのと同じ調子でばかり報道している。

私に解せないのは、「検察のリーク情報」みたいな言い方をマスコミが使うくせに、今回は「リーク」という単語を使わず「暴露」という単語を使っている点である。そういえば、それぞれの記事もどことなく「ウィキリークスは怪しいモノだ」という印象を植え付けるような感じがする。

オーストリアのメディアはというと、むろん上記の海老蔵追っかけ的内容も報道してはいるが、暴露された内容を分析する方に力点を置いている。”US-Diplomaten sind wegen Österreichs Politikern “frustriert”“(米外交官がオーストリアの政治家にいらついた)とか、自国に関連する内容を紹介している。あるいは、画面をキャプチャして載せていたりもする(Der Standard の例)。

さて、ウィキリークスが公表している、下記の「発信元一覧」を引用しておく。赤、橙、緑はそれぞれが「Secret」「Confidential」「Unclassified」の分類と思われる。

ウィキリークスの外交文書の発信元一覧。ソースは http://wikileaks.ch/static/gfx/graphic.png

まあ、ふーん、と見過ごしてしまうのかもしれないが、発信元をよく見て欲しい。”Secretary of State” は国務省。次に多いのが、トルコのアンカラにある大使館、ついでイラクのバグダッドにある大使館で、これらはイラク関連が多いのだろう。その次(全体で4番目、大使館で3番目)が、東京にある大使館である。7千件弱の文書がリークされることになっている。なお、25万件強ある文書のうち、842件だけが現時点で公開されているだけで、東京発の文書はまだ含まれていないようだが、今後全部リークされるとすると、25万件のうち7千件、約2.8%が東京発の文書ということになる。「ふつうの」西側諸国の大使館の文書が2000件?4000件の間にあるから、7000件は突出して多いと言っていいだろう。

日本のメディアは、公開された文書を詳細に紹介したりするだろうか? 先に書いた、メディアの書き方がどうも「ウィキリークスは怪しいぜ」という、海老蔵やら、あるいはのりぴー追っかけよろしくのスタンスであることを考えると、期待はできなそうである。

日本政府が国民に知られたくない情報が、上述の7000件の中に含まれている可能性もあるだろう。可能性が高い、と言ってもいいかもしれない。しかも、普天間基地移設問題に関する裏のやりとりなどがウィキリークスを通じて公になったら、日本政府にとっては、たまったものではないことになるかもしれない。とすると、日本の大手メディアは、日本国民に、リークした内容を内容を必至に知らせないようにするのではないだろうか?

(しかも、大手メディアが必至に情報を知らせないようにうごいたら、インターネットにアクセスがあり(かなり普及しているでしょう)、かつ英語が読める人なら、ウィキリークス本体にアクセスできるわけで、大手メディアの存在意義が薄れて、逆にウィキリークスのようなサイトの存在意義がより増してしまうということにもなるのではないだろうか。)

金子勝が「ウィキリークス、私もいいことではないなあと思いつつも、前原外相の「犯罪云々」発言から「米国兵士を危険に陥れる」といったピントボケな批判が出てくると、さすがにもっと真面目に考えたらと思います。」と自身のツイッターに書いていた。私も、別にこういう形で機密情報をリークさせることを推奨したいとは思わないけれども、手に入ってかつ誰の目にでも見られるようになっている以上、もっとまともな形で向き合わないと、ロクなことにならないと思うのですが。

ウィキリークスのトップページ。見たことあります?

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Takeuchi = タコイヒ じゃないです先生 (竹内製作所のはなし)

ヨーロッパのあちこちの小規模な工事現場には「Takeuchi」という会社の建設機械が使われていることが多い。水道管の補修とか、そういう小規模な工事現場だ。そして「建設機械」と書いたが、まず100%小型パワーショベルだ。

さて、この「Takeuchi」だが、先日見学に行ったローカル線の駅の構内改良工事に使われていて、「どう読むのか?」と自分の教授に聞かれた。なるほどこれを真っ当にドイツ語読みすると「タコイヒ」になる(考えたこともなかった!!!!)。いやいや日本語読みして「タケウチ」ですと教えておいた。

しかし、この会社、日本語の名前なのに、日本で見た記憶がない。そういう話しを某日本の教授としていたときは「コマツの海外ブランドだったりして」なんていう話しもあった。しかし、調べてみると、この会社は長野県の、上田市から近い埴科郡坂城(さかき)町に本社を置く「竹内製作所」という会社だそうだ。英語社名は “TAKEUCHI MFG. CO., LTD.” 従業員数が426人だから、中小企業とはならないが、決して大会社というわけでもない。

軽量小型で小回りが利き、さらに360度回転できる性能が評価されてよく使われているようだ。欧州市場向けのうち、イギリスとフランスには子会社があり、オーストリア、スイス、スペイン、スロバキア、ハンガリー、スロベニア、クロアチア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ向けへは、オーストリア西部フォアアールベルク州に本社を置いている “Huppenkothen GmbH & Co KG” が販売しているそうだ、とドイツ語版ウィキペディアに書いてある。他にアメリカと中国に子会社があるそうだ。中国子会社の竹内工程機械(青島)有限公司では現地生産もしているそうな。

こういう小さめの会社が世界で大きく頑張っているって、なんだか頼もしいし面白い。そして、知らない世界がたくさんあるものだ。

この写真の中に竹内製作所の建設機械が写っています。どこでしょう?

Google Map の偉大なる運転経路検索

オーストリアのFacebookで出回っている、如何にGoogle Map 運転経路検索が偉大か、という話し。自分でやってみたい方は、どこの国のものでもよいので、Google Mapsの運転経路検索(左上にある)を開き、出発地をJapan, 目的地を China と入れてみるといい。

まあ、これをアレンジして、行き先を台湾にしてみた人がいて、面白かったので紹介しておく。結果は下記の通りだ。

出発地を「Japan」目的地を「Taiwan」に設定した検索結果。太字は私が設定したもの。

台湾への運転ルート 3日 0時間 山陽自動車道 3,508 km このルートでは有料区間を通過します。 – 詳細 ? このルートにはフェリーによる移動が含まれています。 – 詳細 ? 1. 北に進む 750?m 2. 右折して 大門街道/国道152号線 に向かう 190?m 3. 大門街道/国道152号線 を直進する 2.7?km 4. 大和橋(交差点) を左折して 中山道/国道142号線 に入る

そのまま 国道142号線 を進む 13.0?km 5. (中略) 38. 左折して 県道349号線 に向かう 58?m 39. 右折して 県道349号線 に向かう […]

ロシア鉄道の切符をオンラインで買ってみた (Russian railway ticket online directly from RZD)

ロシアの鉄道がオンラインで買えるようになったと、境港からウラジオストクまで船に乗り、シベリア鉄道でモスクワに出て、ベラルーシとポーランドを抜けてウィーンに帰ってきた友人から話しを聞いた。ということで、試してみた。Google Translate のロシア語と英語の翻訳の助けさえ借りれば、さほど難しくはない。(Google Translate で翻訳する時は、必要な項目をコピペして翻訳すること。ページ全体を翻訳すると、エラーを吐くんじゃないかな。)

なお、このオンライン販売はロシア語版ウェブサイトだけにあるので、英語版ページでは売ってくれない(そのうち対応してくれることを期待するけど)。英語版ページからオンラインで買おうとすると、割と高い手数料を取るベルリンの旅行会社にリンクしている。

以下、手順だ。

1) まず、ロシア国鉄 RZD のホームページ に行く必要がある。このトップページの左側に、”Пассажирам – Расписание, наличие мест, стоимость билетов”という項目があるはずだ。意味は “Passengers – Schedules, availability and cost of tickets”ということで、この欄を使う。Откуда が出発地、Куда が目的地、Дата が日にちだ。出発地を目的地をキリル文字で入力する必要があるが、ウィキペディア英語版で都市名で検索すれば、都市の項目のページに必ずキリル文字の名前が書いてあるので、それをコピペすればよい。まあ、モスクワは「МОСКВА」だし、サンクトペテルブルクは「САНКТ-ПЕТЕРБУРГ」だし、そんなに難しくはない。出発日はカレンダーから入力すればOK。

2) さて、検索のボタンを押すと、列車の候補一覧が出てくる。見れば判ると思うが、左から列車番号、運行区間、出発時刻、到着時刻、所要時間、そして最後は連結されている等級だ。Л – Люкс(デラックス)が特等, М – Мягкийが1等寝台, К – Купе(クーペ)が2等寝台, П – Плацкартが3等寝台, С – Сидячийが座席だ。それぞれがどんなものなのかは、旅行ガイドかトーマスクックの時刻表でも参照して下さいな。2等までは個室だけど、3等は開放寝台。

3) 列車を選択して「次へ」のようなボタンを押すと、今度はその列車に連結されている等級、号車、運賃、上段・下段別の残数が出てくる。基本的に1つの車両が1行に表示される。これで希望の車両を選択。なお「次へ」を意味する「продолжить」は英語の「Proceed」に相当して、よく出てくる。

4) 車両を選択して、「規約に同意します」という意味の行をクリックして、「次へ」のようなボタンを押すと、チケットの枚数を聞かれる。Взрослых が大人、Детей が子供、Детей без места が大人と同じベッドに寝る子供。必要な人数を選択しましょう。

5) […]