A sample text widget

Etiam pulvinar consectetur dolor sed malesuada. Ut convallis euismod dolor nec pretium. Nunc ut tristique massa.

Nam sodales mi vitae dolor ullamcorper et vulputate enim accumsan. Morbi orci magna, tincidunt vitae molestie nec, molestie at mi. Nulla nulla lorem, suscipit in posuere in, interdum non magna.

「ロンドン パリ 高速列車」

タイトルに書いたような「ロンドン パリ 高速列車」という検索キーワードでこのウェブサイトにたどり着く方が結構いらっしゃるようだ。せっかくなので、まとめておこう。

結論からいうと、その列車は「ユーロスター」(”Eurostar“)という名前で、リンク先のオフィシャルウェブサイトにあるような、フランス・アルストム社製の車両で運行されている。ロンドンのセント・パンクラス(St. Pancras)駅から、パリの北駅(Gare du Nord)までを2時間20分ほどで結んでいる。また、このほかに、ロンドンからベルギーのブリュッセルまでの列車もある(所要2時間)。ブリュッセル側の駅は南(Midi)駅。

日本の旅行会社でも切符を売ってくれるが、やたら高い手数料を取られる。オフィシャルウェブサイトで割引運賃で購入する方が賢明だろう。日本市場向けの英語ウェブサイトがある。

なお、パリからブリュッセル、さらにその先のオランダ・アムステルダムやドイツ・ケルンへは、Thalys(タリス)という高速列車が走っている。パリからブリュッセルまでは1時間半ほど。こちらも、ウェブサイトで割引運賃を買う方が、日本の旅行会社に手配を頼むより断然お得。なおThalysの乗車券はSNCF(フランス国鉄)のウェブサイトでも購入できる。SNCFのウェブサイトでは、TGVなど他のフランス国内の列車の乗車券もオンラインで購入できる。むろん、オンラインの割引などが受けられるからお得。いずれの場合も、受取りは駅の自動券売機にクレジットカードを差し込んで行う方式で、「えきねっと」や「エクスプレス予約」と同じ。

いずれの都市間も距離がとても近いことに注目されたい。ロンドン-パリなら、さしずめ東京?大阪といったところ、パリ-ブリュッセルなら、東京?仙台程度だ。

ユーロスター。パリ北駅にて。

こちらはタリス。ワインレッドの色が印象的。パリ北駅にて。

Mach was du willst! – ÖBB Sommerticket!

オーストリア国鉄(ÖBB)から、Sommerticket (Summer Ticket) という、かなりあっぱれなオファーが出ている。7月4日から9月14日までの10週間の間、オーストリア国内の国鉄路線全てに乗り放題、というチケット。

購入できる要件は、26歳の誕生日を迎えていないことと、VORTEILSCard <26という、1年有効で国鉄全線が半額になるメンバーシップ・カードを持っていること。

料金は、20歳未満は25ユーロ、20歳以上26歳未満は59ユーロだ。今年から値上げされたが、期間が延長されたしÖBBの運賃そのものも値上げされているのでやむを得ない程度だろう。20歳未満には、ウィーン周辺(市内を除く)のバスが乗り放題になる35ユーロの特別バージョンもある。

驚くのはこれだけではない。オーストリア西部のチロル州では、夏休みの間、18歳未満のチロルの住民は、全ての地域公共交通機関を無料で使うことができる(ソース)。飛び地である東チロルと州都のインスブルックを直通するイタリア国内経由の列車にも適用される。

どちらも、若年層に公共交通機関をプロモートする政策の一環だ。おそらく、免許を取得して車で移動することになれてしまう前に、公共交通の利便性を実感してもらうことで、車利用を抑制し、将来の公共交通の利用者を育成しようというものであろう。「今」という時点では営業上の収入を減らすことにはなるが、今後数十年の時間スケールでは公共交通機関の利用者増につながり、かつ自動車の社会的不効用を抑制できる、という考えに立っているに違いない。とすれば、きわめて筋の通ったプロモーションであろう。

オーストリア鉄道ÖBBの運賃値上げ

7月から、オーストリア鉄道ÖBB (Österreichsche Bundesbahnen) は運賃を値上げするそうな。4.9%の値上げで、ウィーンからザルツブルクまでが現行の44.20ユーロから47.70ユーロに値上がりするそうな(Die Presse, Der Standatd)。VorteilsCardの発行手数料は据え置きだそう。

また、ウィーンを含むVerkehrsverbund(運輸連合:運輸連合に加盟している全ての公共交通期間(地下鉄・路面電車・バス・鉄道)は同じ1つの切符で乗れる)であるVORの1回券も1.70ユーロから1.80ユーロに値上がりするそうだ。ウィーン市交通公社(Wiener Linien)のウィーン市内24時間券などは運賃が据え置かれるとのこと。7月1日より前に発行される年間定期Jahreskarteなどは据え置かれるらしいけど、月間券なども値上げされるのかもね。詳しくは不明だけど。

ちなみにÖBB、昨年度の決算は約10億ユーロ(約1300億円)の損失らしい。乗客数は増えて人員はちょっと減少したものの、投資規模が大きいせいで、3億7600万ユーロ(約400億円)の減価償却がかさんでいるそうな(Dir Presse)。利息の支払いも馬鹿にならないらしい。

こうやってみると、民営化後には消費税分を除くと運賃値上げをしていないJRは優秀だな、とは一瞬思ったけど、その前の国鉄時代に結構運賃値上げを繰り返してるし、長距離運賃はJRの方が高いから、単純に比較はできないネ。(たとえばウィーン?ザルツブルクは約300kmで、InterCity(日本の特急列車に相当)に乗って普通運賃を払って値上げ後で47.70ユーロ、つまり約6,200円だけど、ほぼ同じ距離をJRの特急に乗った場合、7,760円(東京?原ノ町間292kmを常磐線経由で計算)になる。)それに、オーストリアでは、年会費(年齢に応じて約20ユーロ?約100ユーロ)を払えば半額になるし、年に2回程度以上乗る人はたいていこの会員カードを持っているので半分しか払わない(ちなみにWikipedia情報では150万人が持っているらしい。オーストリアの人口は880万人だから人口の17パーセントが持っていることになる)から、なおさら単純には比較できないネ。